おうち晩酌ラボ研究員エボシです。今日は「甘いもの×お酒はアリ派?ナシ派?」という、永遠のテーマに本気で向き合います。しかも今回使うのは、ぜんぶコンビニで買える“秋の和菓子”。栗・芋・あんこ。この3大甘味とお酒の相性を、研究員らしくちゃんと検証していきます。
本日の実験テーマ:「秋の和菓子とお酒の相性」
「晩酌=しょっぱいおつまみ」という固定観念、そろそろ一回壊してみませんか?
秋って魅力的な甘い和菓子が一気に店頭に並ぶ季節なんですよ。栗まんじゅう、芋ようかん、ふわふわのどら焼き。あの“ホッとする甘さ”とお酒を合わせたら、どうなるのか。
正直いうと、研究員エボシとしても「さすがに甘すぎて飲めないんじゃない…?」という不安はありました。でも、同時にこうも思ってました。
──もしかしてこれは、大人の背徳デザートタイムでは?
ということで今回は、コンビニ3社で手に入りやすい秋の和菓子をピックアップし、それぞれに合いそうなお酒を実際に合わせて評価します。星5段階+コメント付きで、しっかり記録しました。
あなたは「甘いもの×お酒=アリ派」になるか?ナシ派のままか?その判断材料になればうれしいです。
実験対象:コンビニで買える“秋の和菓子”3種類
今回のテーマは「手軽さとリアルさ」。なので、お取り寄せの高級和菓子ではなく、コンビニで買える秋の甘味だけを選びました。
① セブンイレブン:栗まんじゅう
まずは秋の主役・栗。しっとりとした白あんベースに、ほっくり甘い栗の風味。小ぶりでも満足感が高いタイプです。口に入れた瞬間に広がる「やさしい甘さ」は、洋菓子のクリーム系とは違って、どこか落ち着いた後味があります。
味の方向性:ほくほく系の優しい甘み/香りはややナッティ(ナッツっぽい)
② ファミリーマート:芋ようかん
秋といえばサツマイモ。芋ようかんは、砂糖の甘さというよりも「焼き芋の甘さ」をそのまま固めました、という感じ。舌にまとわりつく重さは意外と少なく、ねっとりしつつも芋らしいほっくり感がしっかり残っています。
味の方向性:自然な甘さ/素材感が強い/後味にほんのり香ばしさ
③ ローソン:どら焼き
王道のあんこ菓子。ふわっと厚みのある生地と、しっかり甘い粒あん。安心する甘さです。今回の実験では「あんこの甘さ」がお酒とケンカしないか?というところが注目ポイントになりました。
味の方向性:はっきり甘い/あんこのコクが濃い/香ばしい皮の香りがある
──この3つを主役に、いよいよお酒と合わせていきます。
合わせるお酒ラインナップ(本気で選んだ)
今回は「甘いだけじゃ口がもたれる」「お茶とお菓子で終わりじゃ満足感が足りない」という大人の欲望を満たすべく、方向性の違うお酒4タイプを用意しました。
① 日本酒(冷や)
まろやかでお米由来のやさしい甘みを持つ日本酒。冷やして飲むことでキレも出て、和菓子との“和のマリアージュ”を狙います。カステラと日本酒を合わせる人もいるくらいなので、和菓子との相性はけっこう期待大。
② ウイスキー
- ロック:樽の香り、バニラっぽい甘さ、ナッツっぽい奥行きをそのまま感じやすい飲み方。濃厚系の甘味と合うか検証。
- ハイボール:炭酸で軽くなり、口の中をリセットしてくれる。甘い→ひとくち飲む→また甘いが繰り返せるか注目。
③ 濃いめの緑茶ハイ
正直、今回いちばん「実用的」だと思っているのがこれ。緑茶の渋み・苦みが甘さを引き締めてくれるはず。ただし、渋みが強すぎると“ただお茶で流しただけ”になるので、そのバランスもチェックします。
④ 甘口ワイン(赤)
ベリー系の甘い香りとやわらかい酸味を持つタイプの赤ワイン。デザートワイン的な立ち位置です。洋菓子には定番だけど、「あんこ」とどう絡むのかは未知数。これはロマン枠&ロマン検証。
和菓子×お酒の相性レビュー(★5段階評価)
ここからは、実際に合わせてみた感想を「正直なメモ」として残していきます。星5は“またやりたい、むしろ定番にしたい”。星3は“アリだけど状況を選ぶ”。星1は“たぶん私はもうやらない…”。
栗まんじゅう × 日本酒(冷や)
評価:★★★★★(5/5)
一言でいうと「これはもう料亭の締め」。日本酒のやさしい甘みと、栗まんじゅうのほっこりした栗の甘さが同じ方向を向いています。どちらも“和の甘み”なのでケンカしないどころか、お互いを引き上げる感じ。
メモ:口の中で甘みと香りがふわっと広がって、最後は日本酒のキレでスッと消える。この余韻がずるい。
栗まんじゅう × 濃いめの緑茶ハイ
評価:★★★☆☆(3/5)
しっかり渋いお茶が、栗のほっくり甘さをストンと落ち着かせてくれる。落ち着く…んだけど、ちょっと“急に日常に戻される感”があるのも事実。「ほっとする」方向には最高だけど、特別感はやや薄め。
メモ:週末の夜というより、平日の夜に静かにひと息つきたいとき向け。
芋ようかん × ハイボール
評価:★★★★☆(4/5)
これは面白い。芋の自然な甘さ・ほんのり感じる香ばしさと、ハイボールの炭酸がめちゃくちゃ相性いいです。焼き芋を片手にウイスキーのソーダ割り、という背徳キャンプファイヤー感。甘さが後に残らず、どんどん食べてしまう危険な組み合わせ。
メモ:“ねっとり→シュワッ”の無限ループ。こわい。
芋ようかん × ウイスキー(ロック)
評価:★★★☆☆(3/5)
悪くない。ただ、ロックのウイスキーが持っているバニラ感・樽の香りがちょっと勝ちすぎて、芋ようかん側のやさしさが隠れちゃう瞬間がある。濃厚な焼き芋スイーツとかならもっと合いそうだけど、素朴な芋ようかんにはちょいリッチすぎる相棒かも。
メモ:いわゆる“大人のデザート”感はある。しっとり静かな夜に。
どら焼き × 甘口ワイン(赤)
評価:★★★★☆(4/5)
正直サプライズ枠。どら焼きって、あんこがしっかり甘いので重たく感じがちなんですが、甘口の赤ワインが持つベリーっぽい酸味があんこの甘さを引き締めてくれる。“濃い→酸味でリセット→また濃い”が楽しい。
メモ:洋風ぜんざい、って言いたくなる。ワイン好きはぜひやってほしい。
どら焼き × 日本酒(冷や)
評価:★★★☆☆(3/5)
しっかり甘いあんこに、日本酒のやわらかい甘さが重なると「ちょっと甘さの海かも?」という瞬間がある。嫌いじゃないし、むしろ“とことん甘いのを楽しみたい夜”にはいいんだけど、連続して食べると重たさは出やすい。
メモ:1個丸ごと+1杯はアリ。ただし2個目から一気に満足度が頭打ちしてくる。
どら焼き × 濃いめの緑茶ハイ
評価:★★★★☆(4/5)
これはもう“背徳のおやつ時間”です。あんこの甘みを、緑茶の渋みがサッと切ってくれる。罪悪感をうまくごまかしながら食べ進められるので、夜中のどら焼き+一杯にも向いてる。静かな幸福ってこういうことかも。
メモ:大騒ぎするタイプじゃない幸福。じわじわ来るやつ。
🍡 和菓子×お酒 相性早見表(★5段階)
| 和菓子 | 組み合わせ | 相性度 | コメント |
|---|---|---|---|
| 栗まんじゅう | 日本酒(冷や) | ★★★★★ | 和の甘みが溶け合い、まるで料亭の締め。 |
| 栗まんじゅう | 緑茶ハイ | ★★★☆☆ | 渋みが心地よく落ち着くが、特別感は控えめ。 |
| 芋ようかん | ハイボール | ★★★★☆ | 芋の甘さと炭酸の爽快感が絶妙。 |
| 芋ようかん | ウイスキー(ロック) | ★★★☆☆ | ほんのり香ばしいが、少し樽香が強め。 |
| どら焼き | 緑茶ハイ | ★★★★☆ | 甘さを渋みで切る“背徳の夜食”感。 |
| どら焼き | 甘口ワイン(赤) | ★★★☆☆ | あんこの甘みを酸味が引き締めて上品。 |
実験まとめ:「甘み」と「香り」が同じ方向を向くと“至福”になる
全体を通してわかったのは、なんとなくじゃなくて方向性の相性がめちゃくちゃ大事ということでした。
- 甘みのタイプが似ていると心地いい: 栗まんじゅう×日本酒は、どちらも「まろやかで和風の甘さ」。似ている甘さ同士は溶け合いやすい=安心して楽しめる定番の組み合わせになりやすい。
- コクのある甘さは“酸味や炭酸”で逃がすと無限ループ化: どら焼き×甘口赤ワイン、芋ようかん×ハイボール。この2つは、濃い甘さやねっとり感をワインの酸味や炭酸の爽快感でうまくリセットするから「次の一口」にすぐ戻れる。
- 渋み×甘さ=罪悪感をごまかす装置: 緑茶ハイは、甘さをスパッと切ってくれる“逃げ場”担当。量を食べたい人にはありがたいペアリング。甘いものがあまり得意じゃない人も、この合わせ方ならそこそこいけるはず。
つまりこうです。
「甘みの正体」と「お酒の香り・リフレッシュ力」がきれいに重なると、ただの“おやつ”が“背徳の晩酌タイム”に昇格する。
あなたはどれが気になりました?
・栗まんじゅう×日本酒のしっとり大人コース?
・芋ようかん×ハイボールのキャンプファイヤー的背徳?
・どら焼き×甘口ワインの洋風アンコ体験?
ぜひ自分の「優勝ペア」を見つけて、X(旧Twitter)で教えてください。
ハッシュタグは #晩酌ラボ が目印です。
最後に:研究員として、肝臓ケアも忘れずに
甘いものとお酒って、どっちも“ごほうび”なんですよね。だからこそ、楽しい夜を続けるためにはケアも込みでセットにしたいところ。
おうち晩酌ラボでは、肝臓サポート系のアイテムとして
五つ星本舗「肝心養」も紹介しています。
飲む楽しみはちゃんと楽しむ。そのうえで、自分のからだにも少しやさしくしてあげる。このスタンスがいちばん続きます。
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では本日の実験はここまで。次回は「洋スイーツ×焼酎」…いく?
晩酌研究員エボシでした。おつかれさまでした。

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