今日の実験テーマ:ボンドのように、カクテルをキメる夜

晩酌カルチャー

今夜の晩酌、少しだけ背筋を伸ばしてみませんか?
映画『007 カジノ・ロワイヤル』でジェームズ・ボンドが頼んだ、伝説のカクテル「ヴェスパー・マティーニ」。
一杯のグラスに込められた美学とこだわりを、自宅で再現してみる実験を始めましょう。

名セリフに込められたスタイル

「Vodka Martini, Shaken, not stirred(ウォッカ・マティーニを、ステアではなくシェイクで)」。

この有名なセリフは、ボンドの美意識を象徴するもの。
映画『カジノ・ロワイヤル』では、ボンドが初めて「ヴェスパー・マティーニ」を注文するシーンが登場します。
シリアスな任務の合間に垣間見える、彼の“遊び”と“覚悟”が滲む瞬間です。

「ヴェスパー・マティーニ」とは?

このカクテルの名前は、物語に登場する女性「ヴェスパー・リンド」にちなんだもの。
レシピは原作者イアン・フレミングが原作小説で明記した、非常にユニークな構成です。

  • ゴードンジン:3
  • ウォッカ:1
  • キナ・リレ(現在はリレ・ブランで代用):1/2

この比率をシェイクで仕上げ、レモンピールを添えるのがボンド流。
通常マティーニは“ステア”で作られますが、彼の「シェイク」指示には独自のこだわりが。

自宅での再現レシピ

映画の雰囲気を感じながら、ぜひ自分のラボ(=キッチン)で作ってみましょう。

  1. シェイカーに氷を入れる
  2. ゴードンジン45ml、ウォッカ15ml、リレ・ブラン7.5mlを注ぐ
  3. しっかりシェイク(10秒ほど)
  4. 冷えたカクテルグラスに注ぐ
  5. レモンピールを絞り、香りづけして添える

その一杯の“切れ味”

飲んでみると、第一印象はシャープでクール
ジンの香り、ウォッカの透明感、リレ・ブランのほのかな苦味が美しく調和します。
シェイクによりやや白濁し、冷たさが際立つのも特徴的。
まさにボンドのような「鋭さ」と「洗練」を感じる一杯です。

おすすめの晩酌スタイル

こんな晩酌は、ぜひ「静かな夜」に。
お気に入りのスーツを羽織って、映画を流しながら一杯、なんて贅沢も良いですね。

おつまみは、以下のような軽めで上品なものがおすすめ:

  • スモークサーモンのカナッペ
  • パルミジャーノ・レッジャーノ
  • オリーブとアンチョビの盛り合わせ

手軽に楽しむためのアレンジ

キナ・リレは現在手に入りにくいため、代替として「リレ・ブラン」を使用しましょう。
なければ、ドライベルモット+オレンジビターズで近い風味を演出することも可能です。

また、ウォッカやジンの銘柄はこだわると一層楽しいポイント。
好みの香りを探ることで、あなただけの“オリジナル・ヴェスパー”が完成します。

飲みすぎ注意!ボンドもきっと肝臓を労る

強いお酒を飲む夜こそ、しっかりケアを。
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ラボ的まとめ:ボンドに倣って、上質な一夜を

ヴェスパー・マティーニは、ただのカクテルではありません。
その一杯には、美意識、物語、そして一人の紳士の矜持が詰まっています。

「今日は少し特別な晩酌にしたい」
そんな夜に、ぜひヴェスパー・マティーニを。

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